高速、高画質のデジタルフォトプリントシステム 『PrintRush』
― 大日本印刷、新会社『DNPプリントラッシュ』設立 ―
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1144億円 以下:DNP)は、デジタルカメラなどで撮影した画像を高速・高画質でプリントできるデジタルフォトプリントシステム『PrintRush(プリントラッシュ)』、ならびにPrintRushで使用するサプライ品の販売を行う新会社 株式会社DNPプリントラッシュ(本社:東京 社長:川端和博 資本金:3億円)を、平成17年4月1日に設立しました。
背景
デジタル画像のプリントは、これまで、主に家庭用インクジェットプリンタが使われていましたが、より高画質、高品質への要望から、DPE店での専用プリントシステムを使ったプリントが増えています。
プリント方式は、従来の銀塩方式に代わって、「高画質」、「その場でプリントできる」、「省スペース・低コストで運用可能」という特長を持つ昇華型熱転写方式(*1)が普及してきており、特に、セルフ型プリントシステムは、大手DPEチエーン店をはじめ、家電量販店、ショッピングモールなどへの導入が急激に進んでいます。(*1)昇華型熱転写方式
熱転写プリント方式の一種。イエロー、マゼンダ、シアンの3色のインクリボンに透明のオーバーコート層と専用受像紙で構成されています。染料が画像の濃度に合わせて転写されるため滑らかな階調が得られます。
新会社設立の経緯・目的
DNPは、80年代後半より、昇華型熱転写記録材の生産を行っています。当初は、印刷物校正やビデオ画像のプリント用途に使われていましたが、現在では、デジタル画像のプリント用途として、DPE店向けのプリンタや家庭用プリンタに使用されており、世界・国内でシェアトップを誇っています。
こうした中、デジタルフォトプリント市場における昇華型熱転写方式のさらなる普及を目指し、昨年より独自に開発したプリントシステムのテスト販売を含めた、マーケティング調査を行ってきました。この調査から、市場での昇華型熱転写方式の拡大が見込めると判断し、プリントシステムの販売を行う新会社を設立することとしました。
今回の新会社設立にあわせて、一部提供を行ってきたDPE店舗向けプリントシステム(店員が操作するタイプ)に加え、生活者自身が、店頭で手軽にデジタル画像のプリントが行えるセルフ型プリントシステムを開発し、販売を開始します。
セルフ型デジタルフォトプリントシステム「PrintRush」の特長
1. 世界最速のプリントスピード
L版サイズ(89×127ミリ)の写真を世界最速の約3秒(*2)でプリントします。他社製プリントシステムの約2倍以上の高速プリントが可能で、少ない待ち時間で写真を受け取れます。
(*2)プリント時間は、複数枚をプリントした時の目安です。2005年3月1日現在。
2. 銀塩写真と同等の高画質
約1670万色のフルカラーを実現、色彩豊かで美しい光沢を持つ鮮明な写真に仕上がります。オーバーコート仕上げなので、指紋が付きにくい上に、水にも強く、色あせのない長期保存が可能です。
3. 幅広い記録メディアに対応
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話で使用されているさまざまな記録メディアに対応しています。
新会社の事業内容
・デジタルフォトプリントシステム 「PrintRush」の販売
・「PrintRush」関連のサプライ品の販売 ・保守サービス
売上目標
2005年度13億円、2010年度で100億円の売上を見込んでいます。
新会社について
社名:株式会社DNPプリントラッシュ 所在地:東京都新宿区払方町14-1
資本金:3億円(DNP100%出資) 設立日:平成17年4月1日
社長:川端和博 従業員数:14名