「ネームオフ」--手軽に個人情報を保護する新しい文房具
ダイレクトメール(以下DM)や請求書等の廃棄の際に、宛名や請求書の金額・カード番号など他人に見られたくない部分だけを切り取ることに特化した、シュレッダーとは別の発想から生まれた新しい文房具です。2004年グッドデザイン賞を受賞し、いよいよ発売開始です。
製品の背景:
ストーカー被害や名簿業者の横行など、個人情報の流出は社会問題化し、2005年4月より「個人情報保護法」が施行されるのに伴い、個人情報への関心が高まっています。一人暮らしのOLやDMの多い家庭の主婦などを中心に、DMの宛名や請求書に記載された金額・カード番号等の個人情報を廃棄の際どう処理するかについて問題を感じる層は増大しています。しかし現状のシュレッダーではその問題に消費者の満足のいく形で応えているとは言えないことから本製品が生まれました。また個人情報の流出や漏洩は、会社の存続にも関わる大問題です。
個人情報保護法により企業・団体には情報流出防衛の義務が生じます。ソーシャルエンジニアリングと呼ばれる、ネットワークシステムへの不正侵入をするために必要なIDやパスワードを獲得する行為に中には『トラッシング』=ゴミとして廃棄された物の中から個人情報を取得する方法もあり、顧客情報の処理には細心の注意が求められます。
ゴミを増大させないという社会的責任と情報管理の問題を同時に解決するネームオフは、法人・公共機関等においても重要な役割を果たすことのできる製品といえます。
製品の機能
パンチの要領で7つの近接した穴を開け、ダイレクトメールの宛名部分など他人に見られたくない部分だけを手軽に切り取ることができます。
製品の特徴:
1)パンチの要領で、使い方が簡単です。
2)切り取られた破片は直径6ミリで、そこから情報を読み取られる不安に考慮しました。
3)シュレッダーのように置き場所をとらず、使いたい時にすぐに手に取ることができる大きさです。
4)ゴミの体積を増大させる問題はありません。
5)シュレッダーのゴミは細断されるために再生には不向きですが、ネームオフでは処理後のハガキ等も資源ゴミとして回収可能です。
製品の優位性
宛名等の処理に苦痛を感じていてもシュレッダーでは満足できない数多くの人に向け、デザイン・使いやすさを吟味しました。またシュレッダーのようにゴミを増大させることがなく、処理後のハガキ等も資源回収に回すことを可能にした、環境問題にも貢献する製品です。
■商品名 ネームオフ
■上代価格 1470円(消費税込)
■発売時期 2004年12月7日(一部店舗にて先行販売中)
■発売点数 1機種2モデル(ネイビーブルー/ワインレッド)
■2004年度グッドデザイン賞受賞 社会的ニーズに対応する機能が評価されました。
■特許出願中 公開番号 特開2004-25361/意匠登録・商標出願中