全国労働金庫の2004年度仮決算概況
全国労働金庫(13金庫)の2004年度(平成16年度)仮決算概況をとりまとめましたので、お知らせいたします。13金庫全てが引き続き黒字であり、全国合計で177億円の当期純利益を計上することができました。全国の各労働金庫は、引き続き利用者の皆様へのサービス向上に努めるとともに、健全経営を維持してまいります。
1.損益の状況
本業の業務純益は、前年同期比14億円(5.70%)増加し、277億円となりました(注:以下、増減は前年同期との比較)。内訳をみると、貸出金利息を含む資金運用収益は増加したものの、業務収益全体では17億円減少しました。一方の業務費用が預金利息(12億円の減少)、経費 (20億円の減少)等により32億円減少したため、業務純益ベースでは2002年度(2003年3月期)以来の増益となりました。経常利益に特別損益を加えた当期純利益は、全国13金庫で177億円となり、前年同期比12億円(6.52%)の減益ながらも、引き続き13金庫全てが黒字となっております。
2.主要利回等
資金運用利回は貸出金利回の低下等により0.03ポイント低下して1.84%となりました。一方の資金調達利回は、預金利回の低下により0.02ポイント低下し0.07%となりました。
3.預金の状況
2004年9月末の全国労働金庫の預金残高(譲渡性預金を含む)は、金額にして3994億円(前年同期4594億円)、率では2.90%(同3.45%)増加し14兆1635億円となりました。
4.貸出金の状況
2004年9月末の全国労働金庫の貸出金残高は、金額では3917億円(前年同期6909億円)、率では4.37%(同8.35%)増加して、9兆3555億円となりました。なお、預金と貸出金の割合を示す預貸率(末残)は、前年同期の65.12%から0.93ポイント上昇し、 66.05%となりました。
5.自己資本比率
2004年度9月末の仮決算結果に基づいて計算した全国労働金庫の自己資本比率の概算値(単体)は、前年同期の9.41%を0.26ポイント上回り、加重平均で9.67%(2003年度末9.58%)となりました。金庫別にみると、全ての金庫が国内基準で求められる4%の水準を大きく超えており、7.99%から最も高い金庫では15.36%に達しております。このうち10%を上回った金庫は、1金庫増えて6金庫となっております。