パイロット版アニメーション作品の制作支援事業を開始
〜パイロット版映像制作支援に特化した事業スキームは日本初〜
株式会社シンク(東京都港区、代表取締役CEO:森 祐治)は、全額子会社のアニメイノベーション東京(動画革命東京)を設立し、東京都等からの出資を得てアニメーション作品企画への資金提供を含めた制作支援事業を開始することを発表致します。
〔事業の内容〕
個人や中小アニメーション制作会社のクリエーターの優れたオリジナル企画に対してパイロット版映像(30分程度のショートフィルム)制作を行う資金の提供と作品のハンズオン・プロデュースを実施します。そのパイロット版映像を基とした大規模作品の作品化権売却やパイロット版映像自体の販売を通じて収益の獲得を図ります。資金総額は3億円程度、事業期間4年間での支援対象として15作品程度を予定しています。
(1)アニメ作品企画の募集・作品制作について
個人・中小アニメ制作会社のクリエーターの持つオリジナル・アニメーション作品企画を、東京国際アニメフェアやwebサイトによるエントリーなどを通じて広く募集していきます。
採用された作品企画に対して、アニメイノベーション東京が制作資金の提供や、作品のプロデュース(作品企画・制作への支援、作品のプロモーション・販売など)を行います。企画者自らが制作を行わない場合は、制作に当たる実作業者のキャスティングも行います。
尚、作品制作に当たって、作品毎にアニメイノベーション東京と企画者が参加する共同事業体を設立し、作品制作・販売活動の母体とします。その事業体の器として昨年8月に制度がスタートしたLLP(有限責任事業組合)などの組合制度を活用していきます。
(2)作品の販売について
本事業では、アニメーション映画やテレビシリーズなどパイロット版映像を基とした大規模作品の作品化権の売却と、パイロット版映像自体のTV・ブロードバンドでの放映やパッケージ販売などにより収益を獲得していきます。
作品の販売に当たって、これまで株式会社シンクが培ってきたネットワークをフル活用し、国内マーケットだけではなくより規模の大きな海外マーケットでの展開も行っていきます。作品化権の売却についても、海外のフィルムマーケット等を活用しつつ、海外での事業機会を積極的に求めていきます。
※事業内容および作品応募に関する詳細については、
http://www.anime-innovation.jp をご覧下さい
〔事業の特色〕
本事業では、作品企画に対して制作資金を提供するだけでなく、株式会社シンク創業者でコンテンツ&プロデュース部門の責任者である竹内 宏彰を中心とした国内外の強力なプロデューサー陣により作品企画・制作に関するハンズオン・プロデュースを行うことで、より確度の高い事業化を行っていきます。
また、アニメイノベーション東京と企画者・制作者との共同事業という形態を取り、共同事業体が作品の知的財産権を保有することで、通常アニメーション制作受託に対する報酬のみとなることが多い企画者・制作者にとって、事業成功時には制作受託報酬だけでなく貢献度に応じて事業利益の分配を受けられ、単なる制作受託よりも多くの利益を享受できるというメリットがあります。
さらに、複数作品に資金支援を行うポートフォリオ型の運用を行うことで作品単位では大きくなりがちな収益の振れ幅を相殺し、事業全体のリスク抑制を図ります。
〔事業の背景と今後の展開〕
東京都が2005年7月より募集を行った「アニメ・映像産業への支援策」の運用候補者に株式会社シンクが選定されたことを受け、アニメーション作品制作支援事業の準備を開始。今後、作品企画提案の募集および東京都以外の出資者の募集を行っていきます。3月までに資金調達を完了し、同時に事業を開始する予定です。
〔会社概要〕
■株式会社シンク
昨年より、日米のMicrosoftや大手戦略コンサルティング会社McKinsey&Companyなど、グローバル・リーディング・カンパニーで事業開発において豊かな経験を持つ森 祐治がCEOに就任。
これまでのウェブ・ソリューション事業領域に加えて、アニメーションやCGなど映像コンテンツ領域へのビジネス開発・投資・プロデュースの事業を開始。エグゼクティブ・プロデューサーには、ハリウッド人気SF映画「The Matrix」シリーズのアニメーション・アンソロジー「Animatrix」(ワーナーホームビデオ)を手がけ、一方では「ほしのこえ」(CW フィルム)の新海誠など新人発掘・育成に実績のある竹内 宏彰を擁し、映像コンテンツ領域で積極果敢な試みを展開している。