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世界初 磁気浮上制御を活用したエレベーター案内装置の開発

― 高速エレベーター分野の乗り心地向上 ―

東芝エレベータ株式会社(社長:下野政之、本社:東京都品川区)は、高速エレベータ分野の乗り心地を向上させるため、世界初となる「磁気浮上制御」を活用したエレベータ案内装置を開発、2008年春の製品化を目指します。

通常のエレベーターは、モーターの動力とかご(*)を吊っているロープを組み合わせ、昇降路内に設置されたガイドレールに沿って走行しています。そして、かごとガイドレールの接地面には、ローラーガイドと呼ばれる車輪がついており、エレベーターの走行を支える案内装置の役割を担っています。

この度、当社が世界で初めて開発した「磁気浮上制御」を活用したエレベーターの案内装置は、永久磁石と電磁石で構成された複合形磁石ユニットにより、エレベーターのかごとガイドレールを接触させることなくエレベーターを走行させるため、レールの加工精度や据付状態に影響を受けないことから、従来のシステムよりも乗り心地を向上させ、快適な走行が可能となります。また、滑らかな走行により、騒音の抑制を実現しています。この技術は、動力方法は異なるものの磁気浮上という技術を活用する点では、リニアモーターカーと類似した技術です。

新技術は、高速エレベーター分野での乗り心地を向上させることを目的として開発されたもので、適応機種は高さ100m以上の高層ビル向け高速エレベーター(分速300m以上)を予定しています。当社は、世界最高速となる分速1,010m(時速60.6km)や階間調整機能付ダブルデッキエレベーターに代表される高度な技術開発を行ってきましたが、これらの次に繋がる新たな技術として2008年春の製品化に向けて更なる検証を進めていきます。

*:エレベーターの人または荷物を収納する部品


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