インキュベクス、中国のIT技術者の紹介事業を開始
〜中国大連、北京などにある人材紹介会社複数社と提携〜
インキュベクス株式会社の関連会社でコンサルタント会社のワイ・エー・ピー・ホールディングス株式会社(横浜市)は、中国大連、北京などにある人材紹介会社複数社と提携し、日本国内で需要の高まるSI・SE・PG等のIT技術系人材の紹介サービスを開始します。紹介する人材は中国国内の理工系大学で日本語を学び開発言語を専攻した人材のみとなり、会話はもとより仕様書や報告書の確認ができることを大抵条件としています。
同サービスは3月から国内の紹介会社、派遣会社、システム開発会社向けに案内をしていく予定です。採用を希望する会社は複数の該当者と現地で面接をし、雇用が決まった段階で就労ビザの申請を行います。両国の法制上、雇用が条件となります。 斡旋手数料は年収の25%から30%とし、付帯サービスとして中国人精神科医によるメンタルケアサポートも準備しています。
中国では就職先となる民間企業の絶対数が少なく、理工系大学の卒業者の約半数が就職できない状態です。当社ではインターネットに垣根がないように、近い将来、IT人材の国籍も垣根がなくなり始めていると認識しており、IT人材不足で競争力を失う人材紹介会社・派遣会社などの雇用人材の増強ならびにIT人材不足で営業機会を逸するシステム開発会社などに開発要員の斡旋に特化していきます。
また、人件費の安い人材の誘致という市場で競争するのではなく、日本で不足する高度IT人材の誘致という新しい市場を作り上げていくことを目指します。ブリッジSEなどが必要であった数年前とは大きく様変わりしている国情に合わせた、サービス開発が何より必要となっており、印刷業界の製版作業がDTPの出現によってなくなったのと同じように、開発要員は日本人である必要がなくなる日が来ることも考えられます。 高度IT人材に該当する人材が対応する言語は日本の需要に完全対応しており、特に組込み系のエンジニアなどに企業側のニーズがあると見込んでいます。
過去には文化の違いや国情の違いから、品質に対する考え方や納期遵守に対する考え方に相違がありましたが、ここ数年の経済成長にあわせビジネスマンやビジネスで活躍したいと願う方々の業務意識は欧米に順じたスタイルとなり確実に成長をしています。日本企業優位な交渉から対等交渉へと移り変わることが予測できる現在、当社は、今後、中国の大学等の専門機関との関係構築に注力していく予定です。
尚、弊社関連会社のインキュベクス株式会社では人材ビジネス起業支援を展開しており、既に900社以上の人材関連事業を併設する事業会社をネットワークすることから、招致する中国人IT技術者の雇用先の選定に効果的であると同時に、そのネットワークを介した需要会社への周知活動に期待できます。