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家庭用ロボットの近未来、調査結果

―癒しロボット以外は家族で利用したい、が50%超―

「家庭用ロボットの需要調査とシニア層の市場開発に関する調査|- ホーム系ロボットなどのシニア層のニーズ、シニアビジネスの新潮流をとらえる -」

 IT先端ビジネスの調査コンサルティング会社である、アクウェリアス社 (AQUARIUS最先端研究所)(千葉市中央区、代表、子安克昌)は、「家庭用ロボットの需要調査とシニア層の市場開発に関する調査- ホーム系ロボットなどのシニア層のニーズ、シニアビジネスの新潮流をとらえる -」(マルチクライアント方式)を調査、発刊した。

 今回の調査では、開発中のロボットについて、アンケート調査を行っている。興味関心のある開発中のロボットについては、「留守番・防犯」を筆頭に、「健康管理・生活創造」、「インターネット対応」、「癒しケアロボット」「AV機能搭載」の順になっている。使い方については、家族で使う、というものが圧倒的。ただし、高齢者・シニアに使ってもらう、自分で使う、といった点も多く、見逃せないところである。関心のあるネットワーク型情報サービスでは、医療情報、天気予報・ニュース、家電コントロール、コンシェルジュが上位にランクされている。


 第二次調査では、シニア層ユーザー、25人に、人気コンテンツ、元気・笑いのポイント、製品名・コンセプトのヒント、ユーザーの自由性(カスタマイズ)のニーズについて、インタビューを行っている。 「人気コンテンツ」では、NHKのプロジェクトXをはじめ、水戸黄門、ゴルフなどを挙げるシニアが多かったが、これらが、ロボットDVD、テレビコントロールなどで見られるようになるとよいだろう、としている。

「元気、笑いのポイント」では、もともと、元気でない人を笑わせるのは大変だが、ロボット自体が、話を聞いてくれ、笑ってくれるのもよいとする意見が多い。製品名、コンセプトのヒントでは、孫の名前、ペットの名前、好きな子の名前などを挙げる向きが多い。ユーザーの自由性のニーズでは、操作がシンプルになる方向とは矛盾しているものの、声の変化など、期待する向きは多い。このあたりは、パソコンのオーダーメード出荷のように、ユーザーの希望仕様を聞いた上で、出荷する、という考え方も大切になってくるだろう、としている。


 報告書では、少子高齢化時代のヒューマンヘルスケア、アースヘルスケアなどについても、その重要性を論じている。アニマルセラピーが、精神障害のある患者などに効果を発揮することが知られているが、ロボット・セラピーについても、まだ歴史は浅いとはいえ、福祉関係者、病院関係者、大学関係者など、研究を進めている人たちが多く、その実証実験データをもとに製品価値を高めている側面があることを指摘している。

 ロボットを使った介在活動やセラピー活動は、感染症の心配がない、ロボット自身へのストレスや疲れがない、セラピーに効果的な動作をプログラム可能、といったメリットがあり、ロボットセラピーは、ロボットの進化とともに、今後の活動が期待される注目の研究分野でもある、としている。




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