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地方発DOPPO人〜大阪的DOPPO主義

─大阪のDOPPO人たち─

DOPPO人には大阪も東京もないはずやと思うけど、昔から「大阪発」でいろいろな商売が始まった歴史があるせいか、DOPPOは大阪や!という感じがするんやろな。 けど、実際にDOPPOしているご本人にはそんな気負いは全然あらへん。あくまで自分のため、そして生活のため。 売上がなんぼ、従業員がいくら…とは無縁の世界で、文字通りDOPPOしている人たちが送る大阪からの風、感じてもらえるやろか。

 

フリーで働く女性を支援する
ネットワーク組織「WANA関西」大阪市天王寺区

 在宅で、あるいは小さな事務所を持ちながらフリーで働く女性は大阪でも増えている。しかし、誰もが順調に仕事を受け、安定した収入を確保しているわけではない。

 中には代金の不払いにあったり、十分に能力はあるのに育児などで仕事から離れざるをえなかったりと、フリーで、しかも女性であるがゆえのトラブルや壁が少なくない。

 そんな女性たちを支援するための活動を行っているのが、「WANA(ワナ)関西」。3年前の4月に正式に発足した会員制のネットワークだ。

代表の藤木美奈子さんに話を聞いた。

 

──在宅ワーカーに仕事を斡旋するわけではないんですね。

「違います。自分一人で仕事を続けて

いきたいという人のための組織で、この会に入れば仕事がもらえると思っている人はお呼びではない」

──けれど、仕事への意欲がある人にはサポートを惜しまない…。

「トラブルが起こった時の相談やメンバーのための仕事広告のほか、いろいろな交流の場を提供したり、セミナーの開催を通じてのスキルアップなど、会の機能を最大限利用してもらえればフリーで働くことのマイナスをプラスに転化できるはずです」

──メンバーの職種はさまざまですか。

「ライターからWEBデザイナー、イベントプロデューサー、自己実現コーディネーターまで、個人でできる仕事のほとんどをカバーしているんじゃないかな。それに年齢も幅広いですね」

──女性だけに限った真意は?

「いまの社会が男性中心なので、そのアンバランスを少しでも回復して、女性が生き生きと働けるようにしたいから。力があって働きたい意欲にあふれている女性がたくさんいるのに、フリーだからといって排除する社会のありかたはいびつすぎる。そんな世の中に風穴を開けたいんです」

  

現在、「WANA関西」のメンバーになっている女性は百八十人。そのうちの半数が子供を育てながらの参加という。文字通りのDOPPO人である彼女たちがフルに動き出したら、社会は大きく変わらざるを得ないだろう。

 「WANA」という名称にはいろいろな由来があるが、いいなと思ったのは、We Are Not Aloneの頭文字をとったというもの。

 「一人やあらへん、でも一人で頑張る」という会やメンバーのマインドが伝わってくるからだ。













 

※ご利用に際して

当情報は 2000年の春〜秋に発行された雑誌「DOPPO」の各記事を元に編集されております。
時間経過による変更などが含まれることから、情報の正確性などについて保証しかねます。
当時の参考資料としてご参照いただければ幸いです。
また、ご利用により生じたトラブル等に関してもコスモスは一切責任を負いません。
当該情報に関してのお問い合わせにも応じかねますので、どうかご了承下さい。