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  自分流の小さなお店を
    始めよう

超専門店 自分流の小さなお店を始めよう
─売上げより純利益重視が商売の秘訣─

 新しく商売を始めようとするなら、成功の可能性が高いやり方、業態を求めて動き出すのは当然のこと。多様化する消費者の小さなニーズまで特化できる専門店は、個性を打ち出せるだけでなく中身の濃い経営が可能だ。ここではさまざまな戦略をもった「超」専門店を紹介。さあ自分流の「超」専門店を開業しよう。

手作りのそっくり人形、製法特許も獲得

アナザーワン

●オーダー取次店は国内外に17店舗

「もうひとりの自分=自分とそっくりの人形、もうひとりの彼=彼とそっくりの人形…を欲しいと思う人がいるんじゃないか」という本多彰人さんのアイデアで始まったそっくり人形の店「アナザーワン」(東京・自由が丘/電話03・3717・2230)。しかし、素材やデザイン、そっくり人形の命ともいえる顔づくり等商品化には苦労した。

 日本初の商品だから文字通り暗中模索の状態。商品化に約2年を費やし、製法特許を取得して、ショップ開店にこぎつけた。

 1体3万8000円と値は張るが、本人に似た顔がリアルに仕上げられ、素材も人の髪や肌を感じさせるものになっている。似ていないときは無料で作り直し、リメイクにも応じるなど、商品の質の高さとキメ細かな対応が他店の追随を許さないのである。

 基本型は同じでも一つとして同じ人形はないから大量 生産は難しい。材料費はさほどかからないので粗利はいいが、手作りのため手間も人件費もかかる。しかし、前金システムで貸倒れや在庫を抱える心配もなく、注文さえあればというのがこの商売の利点だ。

 新商品の開発にも熱心だ。そっくり人形(リアルタイプとコミカルタイプ)以外に、子どもの落書きや絵にコンピューターで色付けをして壁掛けなどにするキッズタッチ、基本のイラストに赤ちゃんの名前や誕生日・体重などを書き込むベイビープロフィール、ゴルフのヘッドカバーなどを新発売。さらに子どもを主人公にした絵本づくりも始めている。

 自由が丘のショップだけでオーダーを受けるには限界がある。同店では、オーダーを取次いでくれる店を京急百貨店など国内16店舗、ニューヨークに1店舗を持っている。

 「地道に私たちにできることをやり、お客様に喜ばれれば」と本多和子専務は語る。


★超専門店成功のためのワンポイントアドバイス

 店舗面積3坪。製法特許の取得、お客の側に立ったきめ細かな対応、高品質で他では手に入らないという商品の販売が成功のカギであるといえる。また、商品開発にも意欲的なのも同店の特徴。

 












 

※ご利用に際して

当情報は 2000年の春〜秋に発行された雑誌「DOPPO」の各記事を元に編集されております。
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