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  自分流の小さなお店を
    始めよう

超専門店 自分流の小さなお店を始めよう
─売上げより純利益重視が商売の秘訣─

 新しく商売を始めようとするなら、成功の可能性が高いやり方、業態を求めて動き出すのは当然のこと。多様化する消費者の小さなニーズまで特化できる専門店は、個性を打ち出せるだけでなく中身の濃い経営が可能だ。ここではさまざまな戦略をもった「超」専門店を紹介。さあ自分流の「超」専門店を開業しよう。

仕入れにこだわり独自のルートで木製品を調達
木の郷屋(きのくにや)

●物産展を通して全国にも情報を発信
 大阪の天神橋筋商店街に、日用品、文房具を中心とした木製品約700点が並ぶ、ウッディーグッズショップ「木の郷屋」(大阪市/電話06・358・7177)がある。店長の井上哲基さんは以前、テレビの番組制作などを行っていたが、仕事の中で木製品の魅力に出会い独立を決意。85年7月に店をオープンした。

 商品開拓は、井上さん自らが全国の木製品の工房に足を運んで行う。その際『シンプルで使いやすいこと』、『木の質がよいこと』、『職人の考え方』の三つの条件にかなったものだけを商品として扱うことにしており、職人には必ず作っているところを見せてもらう。このように大半の商品は工房から直接仕入れており、仕入ルートは70にも及ぶ。同氏の木に対するこだわりがうかがえる。

 同店の商品はすべて「持って帰れる」大きさに統一されている。大きな商品はオリジナル性に欠け、ロスも大きく、小さな店舗に納まり切れないからだ。また単に商品を売るだけでなく、使い方、素材、メンテナンス法などを書くなど、『情報』という付加価値を付けて売っている。

 同店は販促策として、年50回ほど百貨店等の物産展に出展する。会場では商品を販売しながら、チラシで積極的に商品PRを行う。イベント終了後、チラシを見たお客から電話で注文がくることも多い。同氏にとって物産展会場は、商品PRのための媒体の一つなのである。年商のうち物産展等の売上げは45%、通 信販売は10%を占めている。

物産展の誘いが多いのも通販の受注が来るのも、同店が仕入れにこだわり、オリジナリティの高い商品を販売しているからだろう。

 

★超専門店成功のためのワンポイントアドバイス
 店内は約4坪・開業資金約1000万円・年商は約7000万円。木という素材に徹底的にこだわっている点が特徴で、妥協しない考え方が固定客の心をしっかりとつかんでいるのだろう。














 

※ご利用に際して

当情報は 2000年の春〜秋に発行された雑誌「DOPPO」の各記事を元に編集されております。
時間経過による変更などが含まれることから、情報の正確性などについて保証しかねます。
当時の参考資料としてご参照いただければ幸いです。
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