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ライターの場合

物書きの資本はバイタリティ?

物書き、すなわちライターは、自分で文章をひねり出し、読み手に正確に意図することを伝えるのが使命になる。

 入力関連の求職者の飽和状態には耐えられないとか、文字を打つことは続けたいとか、または文章を書くことに生きがいを感じる(?)というような人には、いわば入力業務のステップアップとして、ライターというジャンルがある。誤解のないように言っておくが、ずっと入力業務に従事している人が向上心がないということではない。

 さて、ライターの話にもどるが、自分で文章をひねり出し、効果 的に文を組み立てなければならないので、作文や手紙を書くことが苦手ならあまり向いていないかもしれない。

 ライターも細かく分ければ、コピーライター、テクニカルライター、雑誌記事ライターなどとなる。


●コピーライター

 コピーライターは、発想の売り込みをする、広告文書を書く仕事だ。テレビのCMなどで自作のコピーが使われ流行語になったりすれば、「その一言」でン百万になる。加えて、その前に自分の発想を買ってくれる人に出会うことが大切になる。つまり、初心者だろうと、アイデアが良くて、インパクトがあって……というようなコピーを作り、それを買ってくれる相手がいたら、一躍人気者になれる可能性はあるわけだ。


●テクニカルライター

 テクニカルライターの主な仕事は、パソコンのハード、ソフトのマニュアルや電気製品の取扱説明書などを書くことだ。そのために、パソコンなどの機器やその他機械関係の知識を持っている人には向いている。文章力よりも、専門用語をどれくらい分かりやすく一般 の人に伝えられるかといった点が重視されるようだ。報酬としては、企業や扱う製品によって1ページ3000円〜5000円程度、あるいは1ページ1万円〜3万円前後といったところだ。大きな仕事としては、本1冊分のライティングで、翻訳やレイアウトなども含めて一人でこなせば100万円を超えることもある。


●雑誌記事ライター

 雑誌記事ライターは、雑誌や書籍などの記事を書くために取材をしたり、資料を集めたりして動き回り、何件かの依頼が重なれば締め切りに追われる。もちろん有名人にインタービューするなんてことだってあるかもしれないが。

 とにかく体力や気力、活力が資本となる仕事である。雑誌の収入は普通 1ページあたり1万円前後から5万円くらいだ。

かなりの幅があるがこれはライターの知名度によるとともに、雑誌の規模によっても変わるようだ。初心者は数千円ということだってある。

 ライター、特に雑誌記事ライターは今説明したとおり、完全な在宅勤務は到底無理である。書くという作業はもちろん自宅や自分のオフィスで出来るのだが、さまざまな人と会い、コミュニケーションを図らなければならない。なぜなら、外に出ることが、情報を収集するための重要なプロセスとなる職種だからだ。最近では、電子メールで原稿を送ることも多いので、一昔前のようにセールスマンよろしく、編集者巡りをすることはあまりないようだが、それでも売り込みの最善策と言われる営業活動は怠れないのが実際のようだ。

また、仕事にありついたらありついたで、先方へ打ち合わせに出かけなければならない。そして、どんな内容の依頼がきても即座に受けられるような、力のあるライターを目指すなら、当然いろいろな媒体からの情報収集等も必須のことだ。












 

※ご利用に際して

当情報は 2000年の春〜秋に発行された雑誌「DOPPO」の各記事を元に編集されております。
時間経過による変更などが含まれることから、情報の正確性などについて保証しかねます。
当時の参考資料としてご参照いただければ幸いです。
また、ご利用により生じたトラブル等に関してもコスモスは一切責任を負いません。
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