生涯楽して食える
ちょっと特殊なライセンスを身につける
ごく普通の人が普通に人生を送れるとして、もしあなたが30代なら、会社に行って仕事をする期間というのはせいぜい30年である。人生に長短はないが、生涯を通
じてスキルアップできる資格はないだろうか。ちょっと特殊だが、そんなスキルの生きる資格を紹介。
●高い所が好きだ!という人にピッタリの仕事
[空 師]
空師と書いて「そらし」と呼ぶ。大木の枝降ろしをする職人である。普通
の庭木の枝は庭師や植木職の仕事だが、10メートル以上の大木になると、クレーン車を使って技術屋の仕事に変わる。しかし、それ以上の高い木は下からスッパリ切ってしまうしか方法が無い。そこで登場するのが、空師と呼ばれる高所作業技術者である。八王子に住む空師、山田さん(仮名)は61歳の現役である。小柄な身体でするすると命綱も着けずに20メートル以上の木の上で作業する。「下手に命綱を着けたひにゃ、危なくてしょうがないんで」と語る。木の下では19歳と33歳の弟子が忙しく動き回り降ろした枝を手際よく片付ける。非常な危険な仕事で、あたりには無言の緊張感がただよう。「鳶職の5倍の収入になる」という。
●スピード狂にはたまらない資格もある
[騎手、調教師]
真っ青な芝を蹴って走る競争馬の精悍な姿にあこがれて、騎手なるという若者がいる。朝は5時30分起床から夜9時30分の就寝までことの他厳しい訓練がまっている。騎手候補生の訓練期間の教材・食事などの経費は、訓練する協会の負担。競馬騎手免許を取得すると、就職先は全国の競馬場に配属される。実力次第では年収3000万円も夢でない。
問合せ先 NAR地方競馬教養センター
栃木県那須郡塩原町大字接骨木443
電 話 0287-36-5511
●酒好きには向かないが、年齢と共に資格が生きる
[利き酒師]
ちょっとしたフランス料理店にはソムリエが料理に合うワインを選んでくれるように、日本料理にもお客様に日本酒の的確なアドバイスをしてくれるお酒の専門が欲しい。まだ、あまり馴染みがないが、料理と良く合うお酒を選んでくれるのが利き酒師と呼ばれる日本のソムリエ。割烹だけでなく、デパートや酒販店など活躍する機会は多い。試験は認定試験で年1回、10月に実施される。
問合せ先 酒匠研究会連合会
北区神谷1-30-1
電 話 03-5390-0715
●今、本当に狙い目の資格、専門を生かして活躍できる
[サーチャー]
データーベースの検索はいくら時間があっても足りないほど、種々のデーターに当たってみる必要がある。その上、各々の機関の情報は、分類方法もマチマチになっており、必要な情報に行き当たるにはかなりの熟練を要する。インターネットのような膨大な情報はまた、こうした専門のサーチャーの活躍の場でもある。しかし、サーチャーの養成を主にしている講座がないのが現状で、独学か関連の講座でスキルアップを狙う。
問合せ先 社団法人 情報科学技術協会 文京区小石川2-5-7
電 話 03-3813-3791
●人間、死なない奴はいない。高齢化社会の先導師
[葬祭ディレクター]
葬祭業界に不況はない。インドの様に火葬するわけではないから、今や葬儀にも近代的なイベント感覚が生まれている。芸能人でなくとも、好きなクラッシック音楽で葬られたいと思う時代。人生最後のシーンを演出し、喜ばれる葬儀社を目指してもいい。
この資格は会場の設営から式典の運営や宗派による葬儀の違いなどの基本的な知識をみる筆記試験と、設営の実技やを持つことが要求される葬儀の司会等の実技テストも行われる。
問合せ先 葬祭ディレクター技能検定協会
千代田区九段南4-716
電 話 03-3222-5310
●現代社会の歪みが生んだ、不安を解消する
[セラピスト]
人生経験がものをいう仕事だから、年齢と共にスキルアップできるのが魅力。日本ではあまりカウンセリングに対する認識が高くないが、人間の精神的な面
をケアするのは大変な仕事。だれでも直ぐにできるという仕事ではないが、これからの社会に必ずニーズがある
誇れる仕事。これからは、学校や企業でのコンサルティングなどの仕事も増加しそうである。
問合せ先 サイコテラピーアカデミー
新宿区高田馬場4-19-8
電 話 03-3364-4093